新築で 多くの方が願うことが「日当たりが良く明るい家」「風が通って気持ちいい家」。ヤマヒサで注文住宅を新築されるお客様からもこの要望をよく受けます。一般的には、明るい家は南向き、風通しを良くするには南北に窓といったことが浸透していますが、こういった間取りが不可能な場合も。

今回は、理想の家、間取りに不可欠な採光についてご紹介しましょう。


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自然光がたっぷり降り注ぐ、明るい家の新築に、まずポイントとなるのが太陽の高度です。太陽高度は、夏は78度と高く、冬は32度と低いため、室内への光の入り方が変わってきます。上から照りつける夏の直射光は、眩し過ぎる、室温の上昇の原因になるので、開口部に軒や庇を設けると遮ることが可能です。


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スペースがあれば、シンボルツリーとして落葉樹を植樹すると木陰ができて、涼しさを確保。冬は葉が落ちるので、日差しを遮ることがなく、室内奥まで光が入って明るく、しかも室内を温めてくれます。


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敷地に限りがある狭小住宅や、前面道路、周辺の建物などによって、軒や庇を設置できない場合は、天窓や高窓の設置がおすすめです。また、東西の日差しは、1年中、太陽高度が低く、軒・庇では遮断できないのですが、夏は西日が気になりますよね。ヤマヒサでは、窓の位置やサイズを計算する、窓の外側に格子や袖壁を取り付ける、遮熱タイプのガラス使うなど、明るさは確保しながら、気になる光は遮る工夫を凝らした間取りを提案しています。


採光では、家族構成やライフスタイル、生活リズムに合わせた間取りと並行して考えることも大切です。新築の間取りでは、家、家族の中心となるリビングダイニングを最も日当たり、風通し、眺めの良い位置に配置します。家族が心地よく過ごせるだけでなく、日中に照明やエアコンをつける必要がなく、光熱費を抑えられるからです。


ご要望によっては、子ども部屋や、二世帯住宅の場合、家で過ごす時間が長い親世帯の居室を日当たりの良い位置に間取りすることも提案。快適な暮らし、ランニングコストの削減にもつながります。

さて、人は生まれながらにして、朝の光で「起きる時間」、夜の暗さで「寝る時間」と認識する体内時計が備わっていることをご存じですが。この昼夜のサイクルを「サーカディアンリズム」といい、実は注文住宅を新築する際の間取り、採光に大きく関わっているのです。


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※大光電機㈱ 資料


とくに覚醒と睡眠の場となる寝室は、朝日が差し込む東側の間取りが理想的といわれています。しかし、敷地や条件によって東側に寝室を設置できない、夜型の生活で寝室が東側の間取りでは、眠りにくいなどの場合も。ヤマヒサでは、寝室は東側といった概念にとらわれず、条件や要望に応じて、柔軟で自由な間取りを提案。例えば、西側の寝室は夕方から夜にかけて部屋が温まりやすく、眠りやすいというメリットもあります。


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自然光だけでなく、サーカディアンリズムに合わせた照明プランも提案。東側に寝室を間取りできなくても、照度や色の調節が自在で、節電にもつながるLED、空間の演出もできる間接照明を上手く活用すれば、朝は白く明るい光で目覚め、昼から夕方はやわらかな光で生活、夜は温かみのある光でリラックス、就寝時は照度を抑えて眠りへという昼夜サイクルをつくることが可能です。


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ヤマヒサなら、敷地や条件によって採光に影響がある場合も、高い設計力で、有効かつ理想の間取りを提案、実現できます。

注文住宅で「日当たりが良く、明るい家」の新築は、ぜひご相談ください。