これから迎える春は、新生活が始まるシーズン。それに合わせてお家のレイアウト変更や模様替えが必要ですよね。

注文住宅では、今だけでなく、子どもの成長・家族の暮らしの変化に合わせて、間取りや仕様を変更できる「可変性」がとても大切です。

ヤマヒサではお客様と、暮らしの先の先まで見据えた多彩な提案を行っています。


9d35e7be8cb19178fe28a8ae6d19fb581519716722


●部屋を分ける

可変性の基本ともいえるのが「部屋を分ける」です。ヤマヒサは、子ども、きょうだいが生まれた時、進級や進学で個室が必要になった時などに、1部屋を2部屋にできるよう、あらかじめ扉を2枚設置。窓やエアコンのコンセントなども2つ設け、それぞれの部屋を快適に使える配慮も忘れません。


7e52720f381fea13f41fd73ef772618f1519709481


部屋を分ける方法もご要望やご予算、生活設計に応じて、さまざまなパターンを用意しています。

まず、完全に2部屋に分ける場合は、壁を設置する場合は、取り付けする時に備えて、事前に天井の下地補強を行います。閉めれば2室、開ければ1室になる引違い建具は、部屋を簡単に分けることができます。

写真のお客様のお住まいでは、建具をホワイトにして壁に見立て、天井までの高さにしました。白による明るさと清潔感、開けた時には一段と開放感が得られます。


ff3e9e49388b5f9203a56059054f73871519709534


部屋を完全に分けたくない、2部屋にするか未定というお客様には、壁の役割も果たす収納家具「可動収納家具」を提案しています。

お子さまの成長はもちろん、季節や気分などに応じてご自身で部屋を分けることができ、1部屋に戻すのも簡単。勉強と遊びのスペース、寝室と書斎など、多彩な空間活用、レイアウトも叶います。


●TPOで仕切る

食事をしたり、寛いだりはもちろん、お子さまが勉強したり、ゲストを招いたりと、家族がもっとも長い時間を過ごし、使い方も多様なリビングダイニング。時と場合によってレイアウトを変えられると便利ですよね。


a17aacc826275aa1352bdd6c79c0169d1519709571


ヤマヒサは、TPOに合わせたリビングダイニングの可変性もさまざなプランをご用意。スクリーンウォールを用いれば、広々使うことも、ゆるやかに仕切って違う寛ぎ方を楽しむことも可能。来客時にはキッチンなどを隠すこともできますよ。


619a18c667ef7f1caf889b9adc7260101519709626


●新たに部屋をつくる。

注文住宅の可変性では、将来訪れる家族構成の変化に対応できることが大切です。ヤマヒサでもよく見られるのが、独立したお子さまがご両親の住まいで暮らす、またはお子さまの住まいでご両親が暮らすケースです。

住む人数が増えれば、部屋数も必要になりますが、吹抜があれば、床を貼って2階の部屋として増築できます。二世帯だけでなく、お子さまの成長などによって部屋を増やす際も活用可能。お客様のご要望はもちろん、吹抜をおすすめするのには、将来への備えという理由もあるのです。


dec849ad6aa6a2fe51c4b349589559b01519709761


●水廻りを増設する。

注文住宅の可変性でもうひとつ重要なポイントなるのが水廻りです。

将来二世帯になった場合、親世帯、子世帯では生活のペースが異なるので、水廻りを分離した方がお互い気兼ねなく暮らすことができます。とはいえ、現状は必要ないので、ヤマヒサでは将来水廻りを増設できるよう、事前の給排水工事を行っています。


事例でご説明すると、現在は家族5人暮らしで、1階にご夫婦の寝室、2階にトイレがあります。しかし、お子さまの独立、ご夫婦単世帯での暮らし、高齢になった時は1階にトイレがある方が安心なので、トイレのスペースを取り、配管工事を済ませました。


完成形でありながら、必要に応じて間取りを変更できる、ヤマヒサのフレキシブルな設計と可変性で、未来の暮らしまで快適にしませんか。